【警報音はオフにできる?音量調節は?】iPhoneの緊急地震速報通知の設定方法
最近、地震が増えてきている中で、地震発生時に重要な情報を受け取るために必要な、iPhoneの緊急地震速報ですがサイレントモードでも通知が鳴るのか、音量の調節は可能なのかといった疑問がありますよね。
この記事では、iPhone緊急地震速報の設定について解説していきます!
緊急地震速報とは?
緊急地震速報とは、震源近くの地震計でキャッチした地震波の情報を利用して、地震の震度や規模を予測し、できるだけ早く情報を提供するシステムのことです。
緊急地震速報の仕組み
地震波にはP波とS波という2種類があり、P波のほうが速く伝わる性質があります。
強い揺れを起こし被害をもたらすのは、後から伝わってくるS波です。
この性質を利用して、地震発生直後のP波を検知し、S波の到達時間や震度を予測することで、強い揺れが到来する前に緊急地震速報を発表することが可能です。
震源から距離が遠くなればなるほど、P波到達からS波到達までの時間が長くなりますが、震源が近い場合、緊急地震速報の提供が強い揺れの到達に原理的に間に合いません。
通知の設定方法
iPhoneで地震速報、津波警報、その他災害・避難情報を受信するには下記の手順で設定できます。
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警報音をオフにする方法
緊急速報はおやすみモードにしていても鳴ります。そのため眠っている深夜に鳴るとすごく驚きますよね。通知は来てほしいけど、大きな音は怖い、家族全員のスマートフォンが鳴るので自分のは鳴らしたくない、という方は必見です。
iOS 14.5以降、警報音をiPhoneが消音(マナー)モードのときには鳴らさないようにすることが可能になっています。
すでにオンになっている場合はそのままでOK
これで、消音(マナー)モードにしている時は鳴らなくなりました。
警報音の音量は小さくできる?
先ほどの方法で、鳴らないようにすることは可能ですが、音を小さくすることはできません。
一人暮らしの方や家族とは別の部屋で寝ていて速報に気付かない可能性がある方などは、大きな音は覚悟で、警報音が鳴るように設定しておくことを強くオススメします。
どうしても大きな音が苦手な方は寝る時に、枕元から少し離れたところにiPhoneを置く等の工夫をしてみると良いでしょう。
身を守るために大切な通知だからオンにしておくことを推奨するぜ。大きな音が鳴っても慌てないように、あらかじめ速報が入ったらどうするかのシミュレーションしておくと良いぞ!
速報が入ったらどうすればいい?
緊急地震速報を見聞きしたり、地震の揺れを感じたりしたら、あわてず、まず身の安全を確保しましょう。
気象庁のページには地震から身を守るために必要な情報がたくさん載っています。
安全を確保するための行動例
- 家庭では、安全スペースに避難
→頭部を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難
→あわてて外へとびださない
→無理に火を消そうとしない - 屋外(街)では、ブロック塀などの倒壊に注意
→看板や割れたガラスの落下に注意 - エレベーターでは、最寄の階に停止させ、すぐに降りる
- 鉄道・バスでは、つり革・手すりにしっかりつかまる
その他にも、地震や津波から身を守るために必要な情報がたくさん載っていますので、事前にチェックしておきましょう。
まとめ
iPhoneの緊急地震速報通知の設定方法についてご紹介しました。
緊急地震速報は、地震や災害時に重要な情報を受け取るための通知であり、緊急地震速報通知を受け取ることで、安全な行動を取るための貴重な情報を得ることができます。
大きな警報音は、設定によりオフにすることもできますが身の安全を守る大事な通知です。基本的には音が鳴るように設定しておきましょう。